ばてんの一期一会

はじめまして滋賀県大津市の司法書士 馬殿貞爾(ばてんていじ)です。当事務所では、街の法律家として相続問題、借金問題、成年後見等、などのお客様の困った(T_T) 問題をお客様の声にじっくりと耳を傾け、お客さまにとって最適な問題解決の方法をご提案します。メールアドレス baten_sihou_jimusho@ybb.ne.jp 〒520-0056大津市末広町8-11 電話077-524-0071 FAX077-524-2963

ブラックリストとは、、、

ブラックリストにのる」

債務整理を行うと「ブラックリストにのる」と言われますが、いったいどういうことなのでしょうか?という質問がよく聞かれます。
これは、金融機関が信用情報機関に、任意整理や延滞、破産、過払い返還の履歴等について登録するということなのです。

信用情報期間に登録がなされると1.異動情報2.参考情報3.サービス情報に分類されて登録されその情報は加盟している金融機関であれば与信審査の参考として閲覧できるということなのです。

つまり、信用情報機関に情報が登録されると大概の金融機関はその後の貸し出しをしないということなのです(借入、ローン、クレジットカード等の利用ができなくなる)

その期間は、最低で5年最長で10年くらいといわれています、これは金融機関の判断に任されているので必ずしも借入ができなくなるわけではないですが、まともな金融機関ではほぼ貸出しはしません。
 
掲載期間についてはこちらへ

信用情報機関への登録の時期ですが、法律専門家が関与する場合には、その受任通知が到達した時、本人の申請による場合は、手続きの開始時と一般的に言われています。

1.異動情報

①「延滞」は延滞継続中、「延滞解消」は当該情報の発生日から1年を超えない期間・延滞-入金予定日から3ヶ月以上何ら入金されないもの
②延滞解消-「延滞」を登録したもので、その後延滞分が入金され延滞状況が解消されたもの、またはその後完済されたもの

2.参考情報

①債権回収-債権者が法的手続き等をとったもの
債務整理-債務者が債務整理行為をとったもの。債務者に抗弁権の存するものを含む
③破産申立-債務者が裁判所へ破産を申し立てたもの
④特定調停-債務者が裁判所に特定調停法に基づく特定調停を申し立てたもの
民事再生-債務者が裁判所に小規模個人再生手続、または給与所得者等再生手続きを申し立てたもの
⑥保証履行-保証契約に基づき保証を履行したもの
⑦保証契約弁済-保証契約に基づき、保証提携先企業から一括弁済を受けたもの
⑧連帯保証人弁済-主債務者の返済能力の欠如を理由に、連帯保証人が契約に基づき残りの債務をすべて弁済したもの
⑨カード強制解約-返済能力の欠如等を理由として、債権者が強制的に包括(カード)契約を解約したもの
⑩支払抗弁中-割賦販売法で抗弁権が認められる事由に対して、支払抗弁書が提出されたもの
注-発生日から5年を超えない期間。「支払抗弁中」については支払抗弁事由継続中

3.サービス情報

①名義注意-本人以外の名義等で契約が行われたもの
②本人否認-債務者本人が契約の事実を否認したもの
③旧氏名-結婚、養子縁組等で新しい氏名に変わる前の旧氏名
④死亡-本人が死亡したもの
⑤協会整理-貸金業協会等で債務整理を行ったもの
⑥協会依頼-貸金業協会等から、本人の同意を得て貸付自粛依頼を依頼されたもの
注-発生日から5年を超えない期間。「旧氏名」については1年を超えない期間